こんにちは、新米農家のユチです。
今回は、初めての米づくり、籾の購入から、田植えまでをまとめてみました。
お米づくりは大変ですね。
籾の購入から浸種まで
今回は、3品種の籾を農協から購入しました。
苗作りは『苗半作』とも言われ、苗の出来でその年の米の品質や収穫量の半分が決まってしまうと言われるほど、重要な作業だと昔から言われているそうです。
そのため、大事に苗を育てていきます。
籾の消毒
まずは籾を消毒します。
病気で全滅することがあるためです。
浸種
次に、籾をしっかり全体が浸るように水に浸け、芽出しをします。
浸けておく日数の目安は、積算温度が100度程度とのこと。
水温が20℃であれば、5日程度でOKです。
苗箱の準備
籾まきを行うために苗箱に土を入れます。
苗用の土で、サラサラしていて大きな粒はありません。
初めての道具を使いました。真っ直ぐ…平らにならします。
土を平らにするのも難しいですが、土を入れた苗箱を運ぶのがなかなか難しいです。
土の入った苗箱は重くて大変で、少しの振動で砂も偏ってしまいました。
苗床作り
苗床とは、苗を成長させる(苗箱を置く)場所です。
置く場所をトラクターで耕し、平らにします。
その上にビニルを敷き、苗箱を1列に並べます。
苗箱のサイドは水が外に流れないようにビニルで山にしておきます。
いよいよ籾まき
浸種を終えた種籾をゴザに広げて、乾燥させます。
手押し播種機を使用しました。
苗箱を真っ直ぐ一列に並べ、その上を押していくことで均等に籾をまくことができます。
乾燥した籾を機械に入れ、バランスよく苗箱上を走らせます。
籾をまき終えたら、次は覆土です。
播種機に覆土を入れ、再度苗箱の上を押していきます。
覆土が厚すぎると酸素不足になったり、芽が出にくくなってしまうので注意が必要です。
ビニールトンネルで苗の家を作る
アーチ型の骨組みをセットし、苗をビニールで覆います。
風で飛ばされないように、ビニールの上から紐で固定します。
ビニールの端には風が入らないように土を乗せておきます。
苗土が乾燥しないように、適宜ビニールを外して水をやります。
今年は籾まきから20日程で15cmに成長していました!
収穫が楽しみです。